FC2ブログ

新しいブログのご案内

未分類
12 /10 2018
ブログは下記に引っ越しました!
https://ricca-josan.blogspot.com/

いよいよ冬将軍到来!ですね。
とくに足首の冷えに気をつけて、肩甲骨ストレッチもたまにやってみてくださいね。
がんばって、乳房も滞りがちな冬を乗り越えましょう!!o(^-^)o

母乳の味

★りっか助産院
02 /01 2018
口蓋裂の赤ちゃんの母乳育児

嬉しい事がありました。
先日来られた口蓋裂のある赤ちゃん、直接、母乳を飲めるようになりました。
今までいらっしゃった方々、全員が授乳できるようになっています。
症状にもよると思いますが、手術前後に母乳があると赤ちゃんのご快復にも良いと思います。


母乳の味

最近SNSで話題になっていた、ママの食べ物で「母乳の味」は関係ない、という事についてのご質問が、当室で何回かありました。
しゃべれるようになったお子さんに、母乳の味を尋ねたら、ママが何を食べても「おいしい」と言ってくれるので、食べ物を気にするのはナンセンス、といった内容らしいです。
母の食事内容の母乳への影響は医学的に否定されており、助産師からも関係ないと説明を受けた、という同意コメントも多数だったそうです。(なお現在は、母親の摂った食事が、母乳の栄養価に影響のあることが判明しております)

当室では現在3才以上に授乳している方々が10名以上いらっしゃいます。
それ以前の年齢でも、よくお話するお子さんもいて、皆さま母乳の味、感想をお子さんに聞く事が良くあるそうです。

その中で一番多いのが、いつ聞いても「おいしい」と言ってくれる、というお答え。
お子さんはお母さんの心をおもんぱかって、コミュニケーションで答えてくれているのかな、もしくは、私もそうなのですが味覚にきびしくないのかな、と思います。
うちの子も、私がひどい食事を作って謝ると、必ず「おいしいよ」と言ってくれてありがたいです

しかし、3才過ぎてくると、コメントがひと味、違ってくることも多いようで……。
「今日は右はおいしいけど、左はまずい」
「朝はおいしかったけれど、夜はおいしくない」
「フットボール抱きはおいしくないから、今日は横抱きだけにしてほしい(3才でも脇抱きにつきあってくれるお子さんもいます)」
特においしかった日は拍手喝采になる!などなど。

一番良くうかがう内容が
「母乳がおいしくなくなったから、マッサージ受けてきて」
これはほぼ全員からお話がありますね。

幼稚園や保育園に行っている間に相談室に来られる方も多く「朝、今日受けに行くよ、と娘に伝えたら、『ヤッター』と喜んでました」これは良く聞きますね!

「一緒に付き添ってあげるから、がんばって受けに行って来よう! 隣でおもちゃで遊んで待っててあげるからね」
と言われたなど、思わず吹き出してしまう嬉しいお話が多いですね

一方で、お子さんが慣れていない食材を、ママがたくさん食べてしまい、それを機に自然卒乳になってしまったのでケアを受けたい、という方もいらっしゃいます。
本当の原因はわかりませんが、化学的根拠に乏しいお話、とも思えません。
というのも、母乳から、その食材の香りの漂うことが多いからです。
一度、某食材で卒乳した方の母乳は、手技をしているこちらも、刺激臭で目がチカチカと少し痛くなりました。

ストレスを感じるほど気をつけられる必要もないと思いますが、興味のある方はこういった論文もあるようです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1896276
赤ちゃんはやっぱり、栄養価の高い母乳を本能的に好むんだなあ…と思いました。
桶谷式手技を受けられた後の母乳は、栄養価の高まる事が研究で明らかになっております

IMG_2122.jpg

鴨々川が墨絵のよう。
鴨たちはたくましいですね!


妊娠中の母乳育児準備

★母乳よもやま
11 /07 2016
最近、妊娠中にご来室くださる方が増えています。

開室から現在までのところ、妊娠中にご来室くださった皆さまが、完全母乳で楽しく母乳育児を行えています

妊娠中に、正しい母乳育児の知識を得た妊婦さんは、産後、完全母乳育児をスムーズにできる、という研究データがあります。

現在まで100%実証できているので効果を感じています。
皆さん産後に、「妊娠中に話を聞いておいて良かった」と言ってくださって嬉しいですね。

お産後、出産ラッシュでスタッフが大忙し。母乳についてあまり関わってくれなかった、という方も「安心してスタートできた」とお話しして下さいました。

産院でも同様のクラスがあるけれど、より詳しく聞きたい、ということで来てくださる方も多いです。

当室では、妊婦さんに母乳量を早く増やす方法や、人形を用いた正しい授乳姿勢などなどを説明しています。

さらに、ロルファーの方から習得した筋膜リリースと、必要性を感じた方にはクラニオセイクラルセラピーを行い、授乳時に最も大切なリラックスの感覚を感じてもらうこともあります。
リラックスモードに切り替えやすい方は、母乳のホルモンが分泌しやすい、と日々感じているからです。

また、産後から当室に来るまでの間に行える自己マッサージの説明もしております。
一般的に産院で教える事が多い乳房マッサージ方法は、乳房の靱帯を緩めきってしまい、乳房下垂を促します。お勧めできません。

(下垂は、見た目の問題のみならず、乳房全体の循環を悪化させる原因となる可能性を高めます)
当室に来られる方々の中に、産後数か月たっても熱心に続けられている方がいて、靱帯があまりにも伸びきってしまっているので、やめた方がいいと思います、と助言させていただく事もありますね。

乳頭のマッサージも、平滑筋を痛める方向で行っている事が多く、産後に行っていただく正しい方法を説明しております。

お産がゴールで、産後の母乳育児がこんなにつらいと思わなかった……という言葉をうかがうことがよくあります。
中には、お産よりつらい、という方もめずらしくありません。

妊娠中に、正しい母乳育児の知識を身につけて、楽に母乳育児をスタートさせましょう

授乳中の乳ガン

★母乳よもやま
11 /02 2016
某芸能人の方が授乳中に乳ガンになられた、という事で、多くのお母様から自分も心配です。
というお話を毎日のようにうかがいます。

桶谷式認定者の定期講演会で、乳ガンのエキスパート医師達のお話を拝聴する機会があります。
皆さん、
「授乳中の乳ガンをあなどるな」
という点をかなり力説されていらっしゃいます。

ある医師の講演では、授乳中に乳ガンで亡くなられた多くのお母様方の症例写真が次々と提示され、涙をこらえるのに必死でした。
と同時に、授乳中の乳ガンを軽んじてはならない、という気持ちが強くなったのを思い出します。

開業時より初診時にお渡ししている文書にも、授乳中の乳ガンについての記述を掲載しております。

某芸能人の方がかつて毎週のように通われいて、多くの芸能界の方が通っていらっしゃるというサロンのホームページを拝見しました。

その近くにある桶谷式母乳相談室の料金の2倍以上です。
もし自分に金銭的余裕があったら、高い方に行きますよね。

世の中には医療に対しさまざまな考え、価値観のある事が大切だと思います。
それを選択するのが自由、というのもすばらしい事です。

自分が桶谷式の認定資格を取り立ての頃、大先輩達が
「最後まで手技を受け続けたお母さんのおっぱいって、全然違うのよね~」
と話し合っていたのを聞いて「??」だったのを思い出します。

今は、本当によくわかります。
先日、2歳を機に断乳なさったお母様。

産後一か月後に初めて来て下さったのですが、ゴツゴツと硬いカタマリだらけの岩のような乳房でした(産後の緊満ではありません)。
軽減させていく、効果的な授乳法を随時お伝えし、定期的に手技を受けて下さいました。
産後8か月からお仕事に復帰されましたが、乳質を落としたくない、と最後まで搾乳もがんばられました。

2歳近くになるとお子さんは、今日は「おいしい」「おいしくない」と伝えてくれるように。
その乳質の良さから、頻回授乳でおっぱい星人のまま断乳へ。

いよいよ最後の授乳が終わると
「おっぱいおいしかった!」
とお母さんにニッコリ笑顔で、そしておっぱいに向かって
「おっぱいバイバーイ」
とバイバイして、その後は一切ほしがらず、泣くこともなく、あっけないほどに断乳されました。

あまりにあっさり過ぎて、さみしい気持ちのお母様が、数日後
「おっぱいは?」と聞くと
「バイバイ!」と。

最後まで乳質の良い母乳をたくさん飲めて満足したお子さんは、満足度が高く断乳できる、という教科書通りのような展開でした。

そして、問題のお母様の乳房ですが。
ほぼカタマリのようなものが無い、ふわふわの状態で終了。

初診時からの劇的な改善に感動しつつ、このことをお母様に伝えると
「私も毎日1~2回搾乳しているから、自分の乳房のカタマリの状態を毎日チェックしてきた。
信じられないくらいソフトになってしまって驚いている」と。
このお母様は、今後もご自分の乳房をチェックし続けることでしょう。

1歳で断乳した方の乳房を青リンゴ、とするなら、当室で2歳まで頻回授乳をなさった方の乳房はコンニャクです。
3歳に至ってはマシュマロですね。
2歳など長期の授乳期間であっても、一日1~6回のみ授乳、夜間断乳等、不自然な授乳を続けられた方は、硬さがどうしても残りますね。

乳房手技を受けたから、乳ガンを予防できるとは言えません。

今まで、「(実母さんや周りの方が)昔、乳腺炎になった部分が乳ガンになった」というお話をうかがった事が10回以上あります。
「ほんとに?」と思うのですが……。

私も乳腺炎になった部分(ちなみに桶谷式に行かなかず、自力で治した?箇所の方なんですが……)が40代で炎症を再燃し、恥ずかしくて他人に言いたくないのですが、手術したのです。

もちろん、その箇所はゴリゴリに硬くて、たまにズキズキするので不安です。
桶谷式の先輩から、「詰まりが抜けた時にこそ手技を受けてもらって、のちのち流れが悪くならないようにしてあげないと」と言われた言葉を思い出します。

残った母乳は、組織に吸収されて無くなるものだから放っておいて良い。
もしそう思われているのなら、それは違います。
長期間蓄え続けていた乳腺は硬く変質化します。
めずらしいですが、御影石のようにツルツルとした感触で非常に硬い腫瘤になってしまった方もいます。

断乳最後の手技の時に、浅学ながら乳ガン予防についてのお話をさせていただく事も多いのですが、少しでも参考になれば幸いです。

ところで、その某芸能人の方のブログに気になる記述がありました。
1) いつも片側から授乳を始めていた
2) 乳腺炎で長時間保冷剤を当てていた

これらにつきまして、具体的な理由と共に注意喚起する説明をさせていただく事がしばしばです。
特に1)では、後から飲ませ始める側の乳房は乳腺の機能が落ちがちです。硬くなりやすいです。

乳房の左右差が出てきた方には、どちらの乳房から飲ませ始めているか随時、確認させていただいております。
たまに、「ついつい飲ませやすくて」と右から毎回開始、に切り替わってしまう方もいるので気をつけています。

2)ですが、生きている組織は基本的には冷やさない、が原則かと思います。
一流のアスリートはアイシングをしない(元広島カープの黒田選手等)という事と、アイシングの弊害についての記述が、安保医師の『免疫力が上がる! やめるだけ健康法』にもあります。

昔はひたすら冷却だったのが、少し前まででは急性期は冷やして慢性期は温める、という考えへ、しかしごく最近では、とにかく冷やさない方が良い、という研究が出てきました。
サイトカインの産生を止めるべき、という発想だったのが、サイトカインの働きが必要、という考えに変わってきているからだそうです。

産後の乳房緊満などで、長時間保冷剤で冷やされてしまった方の乳腺は、非常に硬くなってしまっていることがあります。

また余談ですが、お一人目で母乳育児をされていない方が、お二人目は母乳育児をがんばりたい、と来られることもありますが、乳房は(特に奥底の方)とても硬い事が多いです。
そして母乳育児をがんばられると、本来の乳房の柔和さを少しずつ取り戻されていくのです。

今年、バラエティ番組で乳腺外科の医師がタレントを乳ガン検診し、タレントからの質問に「授乳経験があるか否かで乳ガンのリスクは変わらない」と発言していてびっくりしました。

もちろん、国立がん研究センターを始め、授乳期間が長いほど乳ガンリスクは下がる、ということは様々な研究結果のメタアナリシスで確実と判定されています。
ちなみにその医師は、断乳後の乳房マッサージは意味が無い、と断言なさってましたね。

専門家だから正しい事を発言されているとは限りません。
マスメディアに携われる方は、校閲をしっかり行っていただきたいと思いました。
正しい知識で、救われたはずの命があったかもしれないのです

最近のうれしいできごと

★りっか助産院
01 /20 2016
重症の白斑が完治されました。

産後すぐから、たくさんの白斑に悩まされ続けたお母さん。
生後4か月、一つも無くなりキレイになりました。

ひどい時期は両乳頭に、3~5個ずつ痛い白斑が出て、治ったと思ったら、また新たに出現。
そのたびにお母さんは落ち込まれ、痛みとの戦いの日々が続きます
原因がわかっていたのでそれをやめ、あとは手技を受けていただき、赤ちゃんに正しく飲んで治していってもらうだけ。

はじめて見せていただいた乳腺の状態から、長くかかる事を説明させてもらいました。
3か月でやっと混合から完母になり、そしてついに白斑ゼロの日が!

実母さんが乳ガンにかかられた事があり、人工乳育ちのご自分は母乳育児を続けたい、という強い意志をお持ちでした。

よくこの辛い痛み、繰り返す乳腺炎に耐えてくださいました。
お母さんもあきらめずがんばったけれど、赤ちゃんもがんばって飲んでくれました



母乳の分泌不足、ということで来て下さった里帰り出産のお母さん。

母乳育児に熱心な産院を選ばれて、少しでも母乳を出そうと、産後すぐから頻回授乳を大変がんばられました。
スタッフの方も、毎日乳房マッサージをして下さったそうです。

でも退院する時に一滴すら、にじみもしない状態でした。

その後、医師から、母乳の分泌を増やすお薬を処方されました。

アメリカでは、危険性から母乳分泌増加目的での使用禁止を勧告されていたり、国によっては使用禁止を求める市民運動が起こっている薬もあります。

そのお母さんは、お薬を内服されましたが、分泌は増えませんでした。

やっと、にじみ出るかなあ…という状態で当室に来て下さったのです。

できる限りのことをしたい、というご希望で毎週手技を受けられました。
そして、かなりがんばって下さいました。

いよいよ内地のご自宅に戻られる一か月半後。
必要量の半分を母乳でまかなえるようになったのです。

シャーっと射乳が飛び散るようになって、「自分は生まれつき、出ない体質なんだと思ってた」と。
あとは、ご自宅近くの桶谷式相談室に紹介状を書かせていただきました。
まだまだ増えると思います

この手技を考案した桶谷さんって、さまざまな記録を読むと、おそろしく鋭く細かい観察眼がすごいのですが。

自分が桶谷式をやってるから、ほめたたえたい訳ではなく。
客観的に桶谷式をみていきたい、と思ってやっているのですが。

やっぱりすごいなあ、桶谷先生ありがとう!と感謝の毎日です。


もう一人のお母さんは、二人目の赤ちゃんが、まだ一度も直接おっぱいに吸い付けない、というご相談でした。

ダウン症候群をおもちで、3週間前に心臓の手術を受けたばかり。
ダウン症がありますと、お口の筋力が弱く、上手に吸い付くのには飲ませ方の工夫も必要です。

術後でもあり、傷口にちょっとヒヤヒヤしながら、手技後に授乳練習をしてみたら……

横抱きでもフットボール抱きでも、上手に吸えました。
お母さん「うそ~!」と叫び声。

ダウン症のある赤ちゃん、たまにいらっしゃるのですが、手技で乳頭真下の筋膜をリリースすると、現在のところ皆さん飲めてます。
口腔内の筋力トレーニングにも最適の母乳育児。
どうせ吸えない、なんて思わずに、一度来ていただけたらと思います。


うちの子の大のお気に入りの一冊。
ノルウェーのダウン症をもつ少女の写真絵本。
しあわせな気もちにさせてくれます
『わたしだって、できるもん!』




北海道新聞にご掲載いただきました。

インタビューいただきましてありがとうございました。
記者様とご縁があり、人と人のつながりの不思議を感じました。

母乳育児改変

新しい年をことほぎまして…

★母乳よもやま
01 /01 2016
あけましておめでとうございます。

冬まっさかり。
雪景色と冷気に毎朝、心がリセットされて新しい気もちになりますね。


先日、読んでいた本にこのような記述がありました。
『老いと幼なの言うことには』小沢 牧子、エリザベス コール著



1970年代に男の子二人を育てたお母さん(そのうちのお一人が小沢健二さん)。
病院で「母乳は栄養がないから、粉ミルクをあげないといけません」と医療者達から強要され、人工乳で育てた事を後悔なさっているそうです。

この時代、人工乳はほとんど母乳と変わりないどころか、母乳のように訳のわからない代物ではなく、人類の英知で計算しつくされた完璧な栄養素を配合された良いもの、という話を誰もが信じていました。

「粉ミルクの方が賢く育つ」という新聞広告が当たり前のように載っていたのです。
しかし時を経て、あまたのデータから、そのような説はすべて逆転しています。

先日、参加した東京での母乳講演会では、イタリアの大学から来られた専門家のお話をうかがいました。
一言でまとめると、「母乳はおそろしく複雑なもの」という事です。

いわゆる複雑系であり、ヒトを形成する上で多くの因子と相互に細かく関わり合っている、人智では推しはかれない広大な宇宙、という事でしょう。

母乳の複雑な成分組成が、赤ちゃんの免疫系を成熟させるために大きな影響を与えているそうです。
特に早産児への影響は大きく、安易に大きく育てる事だけを第一に考えるのは、生涯の健康寿命に良いとは思えません。

母乳のすばらしい抗酸化防御能(活性酸素による酸化ストレスに対する能力)は、将来すべての健康度に影響を与える、という講話もありました。
そして、お母さんの食事内容も、母乳の栄養素に関係しているのだそうですよ~(かなりいいかげんな食事だったなあ…・桶谷の方から、和食和食と言われて、何非科学的な事言ってるのか?と思ってました)。

私も以前は、人工乳だろうと必要な栄養が足りていれば、遺伝子通りに順調に健康に育つ。
そこまで母乳にこだわる必要があるのだろうか、と思っていました。

しかし母乳育児中は、心身の元気を底上げしてくれる種々のホルモンが多く分泌されるお母さん達に比べ、粉ミルク中心で育てるお母さんの苦労の大きさを考えると(母乳育児期間が終わっても、子育て期間中の苦労は多いのです)、もう少し母乳育児の良さが世の中に伝われば、子育てするお母さん達がもっとラクになるのに、と思うのです。

粉ミルクを推進する国は貧富の差が大きく広がっていき、母乳を推進する国は幸福度が高い傾向にあること等を考えると、母乳育児の輪を広げていく事が、将来の幸せの種になると信じています。

現在でもなお「母乳は生後6か月を過ぎると栄養が無くなっていく、免疫物質もない。早急に離乳食に切り替えていくべき」と語る方がいます。

また「母乳、母乳とお母さんを追い詰めるな」という論調の世の中ですが(トラブルなど大変だけれど、実際は母乳育児のお母さんが一番楽してる方は多いですよ)、赤ちゃんはもちろん、お母さんの乳ガン等々の予防(長く「昼も、特に夜も」母乳育児をされている方ほど、生理の再開が遅いため、乳ガンの罹患率は下がる事が明らかになっています)にも大いに役立つ母乳育児を、「母乳にこだわる必要はない」とわざわざ遠ざけるのも、もったいないんじゃないって思います。

雪の中、通ってくださるお母様と赤ちゃんに心よりお礼申し上げます。
新しい一年も、ハッピーがたくさん詰まった年になりますように!

がんこな「白斑」に、健康増進に、おすすめの一冊

★母乳よもやま
07 /26 2015
今日は定期的にお願いしている、ハウスクリーン業者さんの大掃除の日。
毎日お掃除してますが、やっぱりプロは違う!ぴっかぴか!
風水とか無縁な自分ですが、部屋の中の「氣」の流れが良くなった感じがしますね

全身の「氣」の流れもよくすると、すべての臓器がうまく巡り出すように思いますよ。

さて、今日は身内の新刊書籍ご紹介を。

『Dr.クロワッサン 呼吸を変えるとカラダの不調が治る (マガジンハウスムック Dr.クロワッサン) 』






『ストレスに負けない最高の呼吸術』




じつに多くのマイナートラブルが、呼吸を変えるだけで、少しずつ改善できる大きな一助になると感じます。

たとえば乳頭の「白斑」。

毎日必ず一人はみさせていただくトラブルです。
白斑は科学的な解明はなされていないのですが、患者様に共通するいくつもの事象があり、個人的にはメカニズムがわかりました。

もちろん、それら一つのみが原因となっているのではなく、さまざまな要因が重なって発症していると感じます。

乳頭だけの症状、ととらえられている方が多いのですが、根本的な原因は乳腺です。
ですから、乳頭だけを治そうと間違ったケアを受けて重症化する方もいらっしゃいますね。

根本的な原因を取り除かなければ、根本的な治癒に導けません。

ご来室いただいた方は、それぞれ個別性のある根本原因を説明させていただいております。

あまりに呼吸の浅い方には、呼吸法もお伝えしています。
白斑ができやすい方の、多くの特徴の内の一つが、「呼吸の浅さ」なのです。

長年培ってきた基本すぎる習慣で、私もなかなか治せません。
そういえば、鍼の先生にも注意されました……
末端の細胞にも酸素が届きますように
いっしょにコツコツがんばりましょう!

ほんと呼吸ってすごいんですよ!

1) 呼吸は、一日に2万6000回
2) 呼吸だけは、意識的にコントロールが可能
3) 無意識レベルにも働く(たとえば血圧が下がる)
4) 呼吸は「心」と「からだ」をつないでいる(呼吸法によるリラックスが体に働く)
(以上、Dr.クロワッサンより抜粋)

海外では、成功者のマスト習慣は「瞑想」だと言われていますが(そういえば、最近読んだガン治療の翻訳ベストセラー本にも瞑想は紹介されていますね)、瞑想で得られる脳波を出すのって難しい。

でも呼吸に集中するだけで、瞑想と同等の効果が得られる、とも言われています。
呼吸法はお手軽な瞑想なのだそうです。

以前、医師の書かれた本で、慢性的な頭痛が呼吸法で改善されやすいというのも読みましたね。
呼吸を変えると、いろんないい事があると思います。

精神科医、名越先生の著書も心が塞ぎがちの時、良かったです
表紙が愛する姪っ子で、いつも眺めてにや~ってしてます
子どもはみーんな驚く天才ですよね!みならわなきゃ

『驚く力―さえない毎日から抜け出す64のヒント』


からだにいいこと

★医療あれこれ
05 /21 2015
からだにいいことって、したいと思ってもなかなかできませんね。

数少ない、ここ半年くらいで経験できた事をお伝えしたいと思います。

1) 初・鍼灸体験
会社員時代、ご主人が鍼灸師という上司から「ピアスをむやみに開けてはならぬ、鍼灸師にチェック受けた箇所じゃないと怖いよ」とアドバイスを受け、鍼灸院でチェックしてもらった事があります。
でも、ちゃんとした鍼灸は初。

当室に来られているお母さんから「ぜひ受けてみて!」と紹介されたM鍼灸院。
興味津々でうかがいました。
優しい女性の先生がお一人でみられています。

先生に脚をさわられて「あらっ!」と一言。
「添加物とか、食べ物に気を遣われているんですね」と言われました。

はい。
子どものアレルギー発症以来、かなり適当ですが、添加物・化学物質等を避ける生活を心懸けています。

体をさわっただけで、一瞬でそれがばれちゃうんですね……。

桶谷式の創始者も、抗生剤等を取った方の乳房がわかった、等々聞いています。

私も、病だから仕方のない事ですが、薬剤を多く取られてきた方の乳房は、さわって何となくわかるようになりましたし、それまで送られてきた、人生の主に食生活がぼんやりイメージできるようになってきました。

帰り際「寒いですから、夏野菜は控えて。コーヒーや甘い物も控えた方がいいでしょう」
うーん、大当たり! 私の食生活、先生にはバレバレです

「からだを冷やす食べ物とか、非科学的もはなはだしい」と言う医療者のブログを見たことがあります。
この考えが東洋医学独自のものと考えていらっしゃるとしたら、それは違いますね。
ヒポクラテス、ガレノスの時代から温める・冷やす食べ物の知識は脈々と受け継がれている治療の基本で、それが東洋医学に残っています。

しかし食べた物って、からだに表現されるんですよね。
不思議です。

食べた物なんて、母乳に一切関係ない、と訴える医療者のサイトを最近よく目にします。
「食べた物で、そのヒトはできている」。私はそう思います。

そして翌週の2回目。
またまた先生、私の脚をさわって「あらっ?!」と。
「油っこいもの、食べませんでした?」

大当たりです!
前日に、クラムチャウダーを作り、1年半ぶりくらいに乳製品を多量に摂りました。
「脾臓のラインも腫れ上がってますよ!」と。

帰り際にまたもや、コーヒーと甘い物を注意され(ぜんぜん注意を守っておらず、先生にはお見通しでした!お見事! こうやって食養生ができない自分。お母さん達に食べ物の事を注意する資格はないですね

でも再診を申し出ると「どこも悪いところがないので、もう来なくていいです」と断られてしまいました……。また診ていただきたいものですね。

2)身体感覚講座
ちょっと前の話ですが、松田恵美子先生の講座を二日間に渡って受けてきました。
何年にも渡って受け続けたいと願っていた講座。
東京一年間在住時代、不思議と自分の用事と重なって毎回参加できずがっかりしていた講座。

それがここ、札幌芸術の森で受けられるなんて!
男性理学療法士の方々など医療者の参加が多かったのですが、これはすべての女性が必修で受けるべき内容と感じました。

野口整体をベースに、季節に応じたからだに良いことのてんこ盛り。
そして、桶谷式に通じる考えがとても多いと思いました。
(患部から治そうとしない、などなど)

からだもですが、心も浄化された二日間でした。

この講座を運営されるために、相当大変な尽力をして下さった、清田ウイメンズの助産師さん達に大きな感謝です。
助産師による頭蓋仙骨療法で、虚弱に産まれた赤ちゃんがみるみる元気になっていく写真には、涙が出そうでした。

医学の世界では、これはトンデモ科学扱いされる方もいるでしょう。
転んで泣いてる子どもに「よしよし」と頭をなでるのはトンデモで、
鎮痛薬や精神安定薬を飲ませるのが正解、なのでしょうね。

ところで、今でもこの講座で言われて以来、心懸けている事のうち1つをご紹介します。
ふだん仰向けに寝るのですが、いつも掌を下に向けて寝ていました。
それを上に向けて寝るように改めました。

胸郭が広がるからです。
新宿に喘息等の治療で有名な医院があります。
その先生は高名な外科医でしたが、呼吸器疾患の患者さんは、胸郭が内に狭まっている事が多く、整体等で根本的に治す必要性を感じて開業なさったそうです。
そんな話を思い出しました。

仙台母乳育児学習会に行ってきました

★桶谷式
07 /03 2014
マイア・ヒラサワの「SENDA〜I♪」を口ずさみつつ、仙台での母乳育児支援者学習会に行ってきました!
土日とお休みをいただいてありがとうございました。

偶然入ったカフェ隣席から聞こえてきたのは、札幌旅行からちょうど帰ってきた、という女子会話「札幌すっごいよかったー」って仙台もいい所ですよね

仙台で母乳育児を推進している歯科医師の講演によれば、
仙台市の1~2か月時における完全母乳栄養率は
なんと! 驚異の71.2%!!


東日本大震災時はその分、人口栄養(ミルク)の方へのサポートができたとか。

完全母乳率が高ければ、例えばほ乳瓶一本洗うのに、1リットルの水がいるなど、物資も人手も要するミルクの赤ちゃんを助ける方に回すことができるのだそうですよ。

富山県での取り組みの発表もありましたが、母乳育児率が高い所って、小児科医等、医師が母乳を推進してくれていて頼もしいですね。

ひるがえって札幌は、科学的根拠なくミルク増加を指示されて、母乳育児頓挫、が多すぎでは。

ユニセフは、母乳育児を支援する対策が、毎年、世界で5歳前に命を落としている100万人近くの子どもたちの命を守ることにつながる、としていますよ。

話変わって、先日あるお母さんからこんな話がありました。

「妊娠安定期に入ったら、乳頭のマッサージをするといいですよね」と。

妊娠中の乳房乳頭マッサージ、
桶谷式では、やってはいけない事なんです。


むしろしてはいけません、と言うとビックリ顔。

なぜ必要がないのか、なぜ害があるのか、など説明させてもらいました。

今回の勉強会で、こんな話が。

イギリスの研究で、妊娠中に乳房乳頭マッサージをしたグループの方が、
しなかったグループより母乳育児率が低かった。
(その後、再調査したらグループ間に違いはなかった。)

等々の研究結果をふまえ、現在、国際的に妊娠中の乳房乳頭マッサージ指導は、
「おこなってはいけないこと」になっています。

相当昔から妊娠中の乳房乳頭マッサージを禁じた故・桶谷さんの観察力・洞察力。
あらためてすごいなぁ


そして、乳腺炎の講演は、桶谷式の教員もしている方からありました。
乳ガンとの鑑別についての話もありましたが、

乳腺炎の方をみせてもらう時、いつもまず頭にあるのは
「乳ガンではないかどうか」です。

札幌ではないのですが、某市で授乳中の方が乳腺炎と誤診され亡くなられたお話を今年うかがいました。

めったに疑うことはないのですが、先日、間質性乳腺炎だろうなあ…でもガンも疑われる症状が4つあり、念のため病院に行っていただきました。

結果はガンではなくて、心の中でバンザイ三唱!

この会の母乳学習会。
何度か参加させてもらってるのですが。

定番で出てくるのが、「何を食べても、おっぱいの詰まりとは一切関係ありません」という医師からの話。

ヨーロッパのお母さんに乳腺詰まりの原因を聞くと、食べ物、を挙げる方はいないそうです。
だから食べ物で詰まるって言うのは、日本人だけだってお話。

ん?イタリアでお産した方、産院から産後、母乳育児で気をつける食べ物一覧表をもらって、「乳製品」とか書かれてますが?

クリスマス後、クリスマスケーキを食べて詰まった!のご連絡が、とってもとっても多いのですが? 
単なる偶然とは思えない発生率。

う~〜ん食べ物で詰まる方は詰まるし、何を食べても何もない方はないし、ですよね。
遺伝子で決められた体質等々が、大きく作用しているように思います。
ましてや日本人は、乳製品に対する消化酵素がとても少ない民族です(研究している医師の書籍によってパーセンテージは違いますが)。

「何を食べても詰まりませんから、好きなように食べて」と指導を受けた結果、乳腺炎を繰り返してしまい
「つらくて母乳やめたい」って方が来室されたこともあります。
(かといって、厳しく食事指導をされたから母乳つらい、も本末転倒なお話ですよね)

この世の森羅万象で、科学的に解明されていることなんて、氷山の一角。

食べ物で詰まるというデータはないから、食べ物では詰まりません、など、一面的な指標による評価判断から結論を得るのって、それって逆に非科学的ではないでしょうか。

たくさんのお母さん達のリアルなデータから、ノウハウを構築していった桶谷のさまざまな考え方は、
私自身かつて「それってあまりに非科学的なんじゃない??」と思っていたことも。
でも最近は、本当だった…と心から納得させられることが多いです。反省。

とにかく学びの楽しい学習会でした。

片方離すまで長時間授乳法にご注意*その2

★母乳よもやま
12 /05 2013
以前、後乳を飲ませるために、片方のおっぱいを赤ちゃんが離すまで長時間授乳する方法のリスクについて訴える文を掲載しました。
http://sapporobonyuu.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

その後も、この授乳法によるトラブルのママたちを大勢みさせていただいております。

特に深刻に感じるケースが……

A) 最近増えているのが、この授乳法を取り入れたため、1歳未満など、早期に卒乳せざるをえなくなってしまうママたち。

B) そして、乳腺炎を頻発して、複数回もの切開術(乳房の手術)を受けているママです。

A)のケースでは左右どちらか、片方ずつのみ授乳をしているため、乳腺が長時間働かされておらず、乳腺機能がどんどん落ちていきます。

この授乳法をされている方は、皆さんそうなのですが、母乳がサラサラしておらずドロリとしており、白くなく、くすんだ色や黄色味があり、なめるとおいしくありません。

そして、夜は「ねんねトレーニング」を赤ちゃんに教育したり、自然に夜間授乳がなくなるため、片方のおっぱいが10時間以上放置された状態になってしまったりします。

このように乳腺を長時間放ったらかしにする事が続くと……

なかには、母乳が古びてしまい成分が分離していたり、臭い匂いが漂う方もいらっしゃいます。

そうして離乳食が始まると、それまでは質の落ちた母乳の味覚しか知らず、ひっぱり飲み、噛み飲みをしつつも仕方なく母乳を飲んでいた赤ちゃんは、本能的にこれを飲んでいてはよろしくない、と感じてしまうのではないでしょうか。

離乳食の方がおいしいため、早いお子さんでは6か月で母乳を嫌がるようになります。

先日、一週間に4人も、1歳未満で母乳を嫌がるようになって飲まなくなり、自然卒乳できたから、おっぱいのケアをしてください、などのご相談がありました。

深刻に感じたのは、うちお一人はお子さんの身体的事情から、できるだけ長く母乳育児を続けたい、というご希望をおもちのお母さんだったのです。

しかし、産院でこの授乳法を勧められて誠実にそれを守られ、夜は赤ちゃんが8時間寝てしまうため、片方の乳腺が12時間以上(つまり一日の半分以上も、乳腺使ってないってコトです)機能を停止した状態がしばらく続いていたのです。

からだの機能というのは、使われなければ落ちていくものです。

それを、母乳そのものが証明していると感じます。

女性のからだは、全身めぐりの良い状態であることが大切ではないでしょうか





B)のケースでは、ある母乳外来に何十回とかかられていて、この授乳法を勧められていました。
そして、重度の乳腺炎を頻発されていました。

お胸には、いくつもの乳腺炎手術の大きな瘢痕化したキズあと……。

ご相談内容は、もっと母乳育児を続けたかったけれど、ひどい乳腺炎をこんなに繰り返すくらいなら、1歳を機におっぱいをやめたい、ということでした。

やめるくらいなら、片方ずつの授乳法を、とりあえずしばらくやめてみてはいかがですか?とお話しさせていただきました。


そしてついでに、これは私の失敗談なんですが…

定期的にみせていただいている産後6か月のママで、おっぱいをしょっちゅう詰まらせている方がいました。
手技を施している割に、お母さんもいろいろ気を遣われている割に、まず乳質が改善されません
原因がわからず、私もいつも申し訳ない思いでいました。

4か月以降からみせていただく方などは、癖になってしまっていて、なかなか治しづらいケースもあるのですが、この方は産後1か月からみせていただいているのに、です。

でもある日、原因がわかりました!
このママは私の説明を忘れて、ネットでみた片方ずつ授乳法を取り入れていたのです。

授乳法を改めてもらい、このママのおっぱい詰まりは減っていきました。


今日みたママは、乳腺機能が落ち過ぎて大きなシコリが形成されてしまっていました。
上のお子さんの時(左右両方授乳していました)には、なかったそうです。

また、やはり今日みたもう一人のママ(助産師の方です)は、片方ずつの授乳法を前回やめていただいたのですが、
今回、みちがえるほど良い母乳に変わっていました

おっぱいも、出過ぎたり張ることが減って自律性が出てきた、とのことで嬉しいご報告でした

りっか助産院

りっか助産院です。
毎日、お母さんと赤ちゃんに出会えてしあわせです。